ロボットで有名な高橋智隆さんって一体何者!?
ヒューマンアカデミーロボット教室の監修をしていることで有名なロボットクリエイターの高橋智隆さんとは一体どんな人物なのでしょうか?
筆者も、このサイトを始める前はなんとなくパナソニックのエボルタを開発した人という情報を知っているのみでした。
高橋智隆という人物の特徴
0、かっこいいルックス
ロボットを開発をする理系のクリエイターと言われて大半の方は(先入観バリバリで申し訳ありません)デカいメガネを掛けたオタク風味の人を想像するかと思います。
しかし写真にあるように高橋さんは普通にイケメンです。さらには、生年月日は1975年3月ということで現在43歳ということになります。40歳オーバーでこの容姿はむしろ反則です。普通にTVで俳優やっててもおかしくないルックスですよね。
1、「鉄腕アトム」の影響でロボット作りに目覚める
なんでも、高橋さんがロボットに目覚めたのは幼稚園のころに出会った「鉄腕アトム」とのことです。実家の押入れの中に漫画版の鉄腕アトム全集があり、そこに登場する天馬博士に憧れを抱いたのが高橋さんの原点とのこと。
さらには、工作が好きだったお祖父さんの影響もあり、ものづくりに対するベースが作られたとのことです。
2、一度ハマったらとことん熱中する性格
若くして日本を代表するロボットのクリエイターになったというと、小さな頃から大人になるまでロボット一筋のような人でないとなれないのではないかと凡人の私は想像します。
しかし高橋さんはそのようなことは無く、小学校後半から大学時代までは釣り・スキー・車などに熱中していた時期があったそうです。しかも、そのどれもが中途半端に活動する訳では無く、釣りにハマっていた頃は学校から帰ったら毎日釣り三昧。大学時代にハマっていたスキーに関しては、毎日スキーするだけではなく独自のトレーニング装置を作るまでに熱中していたそうです。
何事も好きになったら止まらない性格のようですね。
3、学校は理系と思いきや文系
さらに驚きなのが、高橋さんが高校を卒業して選んだ立命館大学で選んだ学部は理系ではなく文系の学部。なんでも当時はバブル景気の時代で、理系の人も文系の職種に就職することが多かったため、それならばと文系の学部を選んだととのこと。
しかし、就職活動を始める頃には就職氷河期が始まっていて、高橋さんは心に決めていた某大手釣り具メーカーに落ちたことをきっかけに京都大学に入り直し子供の頃に夢見ていたロボット作りの道を志すことになったそうです。
4、特許申請したロボットが商品化。学生時代にロボット会社を起業
京大の工学部に入ってからは独学でロボットを研究・開発。大学の協力もありベンチャーロボット企業である「ロボ・ガレージ」を創業します。
グランドキャニオン登頂に成功したロボット「エボルタ」やディアゴスティーニの組み立て型ロボットの「ロビ」など、時代を彩るロボットの開発はここから始まりました。
ロボット一筋では無いからこそ生まれる高橋さんの魅力
高橋智隆さんの経歴を振り返ると、実は1本の筋が通っている訳でも、ガチガチに真面目な訳でも無いということがお分かり頂けると思います。
本人もそれは自覚していて、だからこそ持ち得たバランス感覚で数々の面白いロボットを作れたのでは無いかと言っています。
“技術的に高度なもの”=“優れたもの”だとは、僕は思っていない。普通にかっこいいかとか、この値段で買うだろうかとか、そんなことも考えている。僕がロボット一筋で生きてこなかったからこそ、そういった一般的な感覚を持ち合わせているのだろうし、僕は自分が欲しいものを作っているに過ぎないんです。(高橋智隆)
高橋さんから学ぶ子供の頃の経験
高橋さんがロボット一筋では無い人生を歩んできていないとはいえ、子供の頃の家族環境だったり経験は非常に大事だということが分かります。
高橋さんが現在ロボット教室のアドバイザーを勤めているのも、きっとほんのちょっとでも子供時代に経験した大切な記憶が、将来になって活きる可能性があることを身を持って知っているからではないでしょうか。
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